実用性抜群!ヤマダホールディングス(9831)の株主優待と高利回りに注目
ヤマダホールディングス(9831)は、「ヤマダデンキ」などを展開する家電量販大手で、年2回の株主優待と高い配当利回りが魅力の銘柄です。 家電だけでなく、日用品・家具・食品などの生活必需品も幅広く取り扱っており、近年では住宅・建築事業(ヤマダホームズなど)にも進出しています。 さらに、海外にも複数拠点を展開しており、グローバル展開にも力を入れている企業です。
株主優待の内容(年2回・3月末・9月末)
| 保有株数 | 3月末(6月下旬発送) | 9月末(12月中旬発送) |
|---|---|---|
| 100株以上 | 500円分(1枚) | 1,000円分(2枚) |
| 500株以上 | 2,000円分(4枚) | 3,000円分(6枚) |
| 1,000株以上 | 5,000円分(10枚) | 5,000円分(10枚) |
| 10,000株以上 | 25,000円分(50枚) | 25,000円分(50枚) |
- 優待券はヤマダデンキやグループ店舗で利用可能(1,000円ごとに1枚使用可)
- 1回の買い物で最大50枚まで利用可能
- 通販や一部店舗では利用不可
詳しくは公式サイトをご覧ください(引用
https://www.yamada-holdings.jp/ir/yutai.html
配当と利回り情報(2025年10月時点)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 株価 | 約463円 |
| 最低取得金額(100株) | 約46,340円 |
| 年間配当金 | 17円(予想) |
| 配当利回り | 約3.66% |
| 優待利回り(1,500円相当) | 約3.23% |
| 総合利回り | 約6.89% |
配当+優待の総合利回りが約7%に迫る高水準で、コスパの良い優待株として人気です。 一般的に、東証プライム上場企業の平均配当利回りは2〜3%前後と言われており、優待を含めても4〜5%を超える銘柄は限られます。 その中でヤマダホールディングスは、少額投資で7%近い総合利回りを実現している希少な銘柄であり、実用性の高い優待と安定した配当を両立している点が大きな魅力です。
ヤマダホールディングス(9831)|主要指標一覧
| 指標 | 数値 | 説明 |
|---|---|---|
| PER(株価収益率) | 約10.1倍 | 利益に対して株価は割安水準 |
| PBR(株価純資産倍率) | 約0.45倍 | 純資産に対して株価はかなり割安 |
| ROE(自己資本利益率) | 約4.5% | 利益率はやや控えめだが安定感あり |
※PBRについては、下記の記事で説明しています。
https://miyacci-yutaikabublog.com/2025/10/29/post-83/
※PERについては、下記の記事で説明しています。
https://miyacci-yutaikabublog.com/2025/10/29/post-90/
※ROEについては、下記の記事で説明しています。
https://miyacci-yutaikabublog.com/2025/11/02/post-107/
注意点
- 優待券は1,000円ごとに1枚使用という制限があるため、少額の買い物では使いにくい場合もあります。
- 通販サイト(ヤマダウェブコムなど)では利用不可です。
- 株価はやや横ばい傾向で、短期的な値上がりは期待しにくいでしょう。
- 長期保有前提の優待銘柄として位置づけるのがベターです。
- ただし、流動性は高めで売却しやすいため、急な資金化にも比較的対応しやすい点は安心材料です。
まとめ
ヤマダホールディングスの株は5万円以下で購入可能な少額優待株であり、年2回の実用的な優待と高い配当利回りが魅力です。
特に、家電や日用品をよく購入する方にとっては、日常生活に直結する優待内容が大きなメリットとなります。
一方で、優待の利用条件や株価の値動きには注意が必要ですが、長期保有で安定的にリターンを得たい方におすすめの銘柄です。
さらに、ヤマダホールディングスは近年、住宅・建築事業(ヤマダホームズなど)への進出や海外展開にも力を入れており、事業の多角化による成長余地も期待されています。 また、企業としてはPBR(株価純資産倍率)を1倍台に改善することを目標に掲げており、株主価値の向上にも積極的な姿勢が見られます。
生活密着型の優待に加え、将来的な企業成長も視野に入れた投資先として注目の銘柄です。