ここから始めよう!少額の優良優待株2選
NTT(9432)、ソフトバンク(9434)
| 項目 | NTT(9432) | ソフトバンク(9434) |
| 最低取得金額 | 約15,210円 | 約21,560円 |
| 優待内容 | dポイント(最大4,500円) | PayPayマネーライト(1,000円) |
| 配当利回り | 約3.48% | 約3.94% |
| 総合利回り | 約13.34% | 約8.52% |
| 優待回数 | 2年目(1500円),5年目(3000円)のみ | 年1回 |
優待紹介
NTTは、dポイントが計4500円分もらえます。タイミングは少し特殊で、毎年貰えるわけではないので注意が必要です。タイミングは合計2回です。2年目のタイミングで1500ポイント、5年目のタイミングで3000ポイントもらえます。それ以降はもらえないので、優待株ではなくなるのですが、配当も3%以上あり、政府保有株だった(3割は日本の保有している株)ということもあり、株価も安定して右肩上がりに成長しているのと、増配にも期待できる銘柄なので、保有しておいて良いです。

ソフトバンクは、PayPayポイントが年1回1000ポイントもらえます。こちらは、上記NTTと異なり、毎年もらえる優待です。また、配当も約4%あり高配当銘柄で、優待と合わせた総合利回りは8.52%です。驚異的な利回りを誇り株価も右肩上がりの成長を遂げていますので、買わない理由がないです。

少額からスタートしよう
どちらの銘柄も、100株あたり1万5千円〜2万円程度で買える銘柄です。優待+高配当株投資で大切なことは、とにかく余剰資金で買うということです。まずは、1万5千円〜2万円程度を捨てたと思って株を買ってみましょう。購入後の株価は一旦は確認する必要なく、優待がもらえそうなタイミングで、チェックする程度で大丈夫です。その際、株価が落ちていても気にしないで問題ありません。この投資は、配当金で資金力アップ+優待で生活コスト削減を目的としていますので、株価は多少上がったり下がったりしてもノープロブレムです。NTT,ソフトバンクともに少額で優待がもらえるかつ高配当株なので、初心者の方はまずここから始めてみることをお勧めします。
必ず余剰資金で!
余剰資金とは、生活費や緊急時に必要なお金を除いた資金です。緊急時に必要なお金は生活防衛資金とも言われて、生活費の3〜6ヶ月分くらいが目安になります。投資を始める前に、この生活防衛資金を貯めることをお勧めします。
生活防衛資金がなぜ大切かというと、この投資のリスクは、株を手放すことです。株を保持し続ける限り配当金と優待が常にもらえますが、生活防衛資金が尽きて、どうしてもお金が必要になると株を手放すしかありません。こうなるとその時の株価次第で損をしますし、せっかく今まで撒いてきた株式優待のタネがなくなり、増配などで育てていた配当金も失います。またタネを植え直すところから始めていかなければいけません。繰り返しになりますが、この投資方法は、株を買ったらとにかく保持し続けることが大切です。
ぜひ、NTT,ソフトバンクで投資の第一歩を踏み出してみてください。